平日の夜だったが、時計台で開かれたコンサートに行った。
NPO法人のハイメスが主催する新入会アーティスト会員によるコンサートで、ショパン、リスト、バッハなど馴染みのある作曲家の作品をピアノ、フルートで演奏した。
少し風邪気味だったので、早めに退席しようかと思っていたが、そのうち聞き惚れて、ついに最後まで残ってしまった。
演奏したのは9人。若くて美しく、才能あふれるアーティストばかりだ。芸術大学を卒業したり、海外に留学したりした経歴があるが、活躍の場はそれほど多くないのではないだろうか。ただ、日本の音楽のレベルが高いのは、こうした音楽家の層が厚いことも影響しているのだろうか。
そういえば、今月のはじめに同じ場所で開かれた、フルートのコンサートもすばらしかった。
アンケートに答えると、後で直筆の礼状が届いた。
彼らの成功を祈らずにはいられない。