
本棚に眠っていた、スカンジナビア航空グループ最高経営責任者ヤン・カールソンが書いた「真実の瞬間」という本を読んだ。
その中で、ヤン・カールソンは「コンサルタントの力を借りることは、・・・賢明で、責任ある行為以外の何ものでもない。・・・社員にそれぞれの分野の専門家としての能力を期待するのは筋ちがいだ。・・・リーダーが社員に責任を委ねたら、同時に外部から財務専門家や組織コンサルタント、広告業者といった必要な人材を雇用する権限を与えなければならない。」と述べている。
経営コンサルタントの信頼性、経営者の自負心から経営コンサルタントの利用に消極的な企業が多いと思われる中で、力強いメッセージだ。
ところで、昨日は、中小企業診断協会のものづくり研究会の中間発表会があったが、突然、私が発表することになった。出席者からの優しい質問と、同席者のお褒めの言葉に大いに癒された。