Yuval Noah Harari 氏の「サピエンス」を読んだ。人類の始まりから未来に渡って、興味深いエピソードを交えながら解説している。
例えば、歴史は絶えず統合に向かっている、2050年までに人類の何人かは死ななくなると示唆する研究者がいる、不毛の地にあった小国オランダは何故成功したか、2500年間、仏教徒は幸福を体系的に研究し、研究者たちは数年前から幸福の歴史を研究し始めた、などなど。
著者の経歴が気になるところだが、オックスフォード大学から歴史の博士号を受け、エルサレムのヘブライ大学で歴史学を教えているという。
いろいろ考えさせられる本だ。