
”humankind”は「人類」だが、”human”は「人間」、”kind”は「性質」と訳すことができる。著者のルトガー・ブレグマンはオランダ人で、原著はオランダ語だが、英語に翻訳されている。
暴力が支配しているような国際社会を目の当たりにしている中で、性善説とも言える著者の主張は、非現実的で理想論に過ぎないと思われるかもしれない。では、実際はどうなのか。
著書は、人間の本質について、各種の実例を紹介しつつ書き著している。思えば、生まれながらの悪人などいないし、悪人が改心して善人になることもある。常識を疑うことが必要だと思う。
