
ウクライナ戦争など悪いことが続く中で、新型コロナ感染症がようやく収束に向かっている。
WBC日本代表チームは、日ハム出身の選手が活躍し、準決勝進出を果たした。
ようやく北国にも春が訪れたかも。
今年一年を振り返ってみた。(順不同)
1サッカーワールドカップで日本チーム健闘
2家族がアメリカから帰省
3 新型コロナウィルス、オミクロン株へ変化
4 ロシアがウクライナに軍事侵攻
5 エネルギー価格、食料価格等が急上昇
6 経済安全保障、防衛力強化への政策転換
7 英国エリザベス女王が逝去
8 安倍元首相射殺、国葬
9 旧統一教会問題が表面化
10 新幹線工事で札幌駅変貌
想定外の事が多かったが、相互に関連することもあった。悪いことばかりではなかった。
読み終えてから、著者のポール・ナース がノーベル賞受賞者であり、旭日章も受賞した科学者であることを知った。
著者は、世界が変化する中で、生命が常に実験、革新、適応を繰り返していること、長期的に最も成功する種は、恒常性と変化の適切なバランスを維持できる種であると指摘されている。
環境の変化に適応できるものが残るということは、個人や企業にも言えることだと思う。
次は何を読もうかな。。。
日本語にすると、もう一度考えて下さい、ということになる。
Rethinking (リシンキング)は、もう一度考えること、unlearning(アンラーニング)は今までの知識をすてることだが、今、このリシンキングとアンラーニングが重要と言われる。
本の中では、自己評価が正しくできない、ダニング=クルーガーの法則に触れ、また生涯学び続ける人は誰からでも学ぶことができ、正しい手段を取れば結果が悪くても良い経験になりうるとしている。
筆者は、毎週、リシンキングとアンラーニングを予定に入れているそうだ。
最近、新しいスキルを習得するreskilling(リスキリング)も話題になっているが、こうしたことは年齢を重ねるに従って必要なことだと思う。
忘れることには自信があるので、新しい知識を身に付けることだけに気をつければ良いのかもしれない。
「共生」は共に生きるということだが、双方が利益を得るとは限らない。
新型コロナウィルスは、人間によって世界中に蔓延した。
一方で、人間は、きわめて深刻な被害を受けた。
その間、人間は、新型コロナウィルス蔓延にどう向き合ったか。
・新たなワクチン製造方法が開発、提供された
・衛生に気をつけた結果、インフルエンザなど他の感染症にもかかりづらくなった
・接触機会を減らすウェビナーが普及し、海外や地方でも視聴できるようになった
・密集を避けるため、大都市から地方に人口が流出した
・輸入への過度の依存から、国内生産を増やす動きが出た
世の中には、絶滅できない諸悪がある。
伝染病、戦争、飢餓、差別、いじめなど、厳しい現実がある。
その中にあっても、あきらめないのが人間の強さだと思う。
今年の出来事を、自分なりに振り返ってみた。(順不同)
1新型コロナウィルス・ワクチンを接種
2東京オリンピック・マラソン大会が札幌で開催
3新婚夫婦、東京からニューヨークに転居
4ウェブ会議、ウエビナーが日常化
5ブラックベリー、巨峰が豊作
6月次支援金の登録確認
7M&A支援機関に登録
8新型コロナウィルス変異株が蔓延
9米大リーグで大谷選手が大活躍
10半導体が世界的に供給不足
どうも、良いことが悪いことを上回ったようだ。