
日照の少ない裏庭で、ふきのとうの花が咲いた。
新型コロナウィルスに関する、医療崩壊の次に葬儀崩壊が来たというニューヨークの状況を聞くと、人の死が特別なことではなくなっているという異常さを感じる。
ところで、今はICTという言い方が良いのかもしれないが、新型コロナウィルスの影響で活躍するITの歴史はそれほど長くはない。
私が初めてパソコンと出会ったのは40年ほど前。それまでは大型コンピュータが支配的であって、コンピュータを使っていたのは特殊な言語を操る技術者だけだった。
それがパソコンの低価格と高性能化、インターネットの普及と高速・大容量化、一般の人が使いやすいソフトウェアの充実などによって、仕事や生活にパソコンが欠かせなくなった。
しかし、自宅を出られないのは、新型コロナウィルスの蔓延で待機を求められている私たちだけではない。介護施設に入っている方や、体が不自由な方々に対して、ITはもっと活躍できるのではないか。
いずれにしても、盾と矛に例えられる、新型コロナウィルスに効果のあるワクチンと特効薬の登場が待ち遠しい。