「ひさかたの 光のどけき 春の日に しず心なく花の散るらん」
別れ際に、驚くほど強く手を握り返してきたのに、翌週は去って行った。
命の儚さと尊さ。
先月、 突然、 知っている方々が次々にこの世を去った。残された者は、世の無常を感ぜざるを得ない。先日亡くなった方は、かつて一緒にカラオケで歌ったり、下手なゴルフでお付き合いした方だ。

日本経営診断学会の理事会に合わせて 伊勢神宮にお参りした。今回は時間に余裕があったので、外宮から内宮の順にお参りができた。翌日は二見の夫婦岩、横山展望台を経て、伊勢志摩のホテルに入った。ホテルから志摩半島の海岸線を見ていると、積丹半島の塩谷あたりによく似ていることに気がついた。

齢百歳の義理の叔母が、突然この世を去った。先日お会いしたばかりだった。
大正、昭和、平成と、一世紀を生きてこられた方の思いは、私などには到底理解できない。
ある時、急に私のことを、最高の旦那さんだと仰った。
一緒にいた妻と娘が笑い出したが、私には理解できなかった。


リオ•オリンピックでは日本選手が大活躍、甲子園でも北海が大躍進している。熱い夏だ。
高齢の親族訪問、墓参り、大雨の中の温泉で過ごした娘との長い夏休みも終わった。

恒例の、学会の企業見学会があり、今回は十勝まで足を伸ばした。
30年前に帯広に住んだことがあったが、見識を持った方々がいらっしゃった。地方は、中央との距離があって、自立した思考に向いているのだろうか。
課題だった研究会の発表も無事終わった。今日は1日ゆっくり過ごそう。幸い、日差しも余り強くないので、芝生の雑草とりでもしようか。
しかし、思えば雑草もけっこう役に立っている。
川の土手に生えている雑草は、土手が崩れるのを防いでいるし、野鳥の棲みかでもある。
また、野菜畑の雑草は、雨水がはねて雑菌が野菜に付くのを防いでくれる。
さらに、暇な人間に雑草とりの楽しみを与えてくれる。

娘が乗っている飛行機の位置がパソコンで分かるので、トルコ上空から、戦乱のシリアやイラクのそばに近づくときは、祈るような気持ちだった。


以前、彼の書いた超整理術という本を読んだことがあったので、手に取ってみた。
単なるデザイナーではない。今回読んだ「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」では、常識を疑う、人間同士はたやすく分かり合えない、説得よりも共感、何でもメディアになる、コンテンツからコンテクストを作る、ビジョンを形にする等々、目を開かれる内容が盛り込まれていた。

昨日は、久しぶりにキタラでオルガンコンサートに行き、しばし優雅な雰囲気を味わった。
あまりの心地よさに途中で寝てしまわないかと心配していたが、杞憂だった。