RANGE rangeは、日本語で「範囲」という意味であり、著者はアメリカのスポーツ・ジャーナリストである。スポーツをはじめ、各分野で専門化が進んでおり、専門家なしでは解決できない課題がある。 しかし、専門化がすべてにおいて良いとは限らない。世の中は変化しており、10年先がどうなっているかも分からないし、専門分野以外での知見も活用すべきであろう。 あなたの専門は何ですか、と聞いたこともあるし、聞かれたこともある。 色々考えさせられる。
国立大学の授業料値上げ 以前より値上がりしたものの、授業料が安い国立大学の存在は、裕福でない家庭にとって救いである。 地方にいても、塾に通えなくても、お金がなくても、相応の実力があって懸命に努力すれば道が開ける、という状況は重要だと思う。 住んでいる地域や家庭の事情で将来が決まってしまってはいけないし、社会にとっても良いことではない。人への投資は最優先課題である。 経済が停滞しているのは、若者が将来に希望を持てないことが一因かも知れない。 Boys and girls be ambitious!
退屈 子供の頃、故郷の自宅で何もすることがなく、山を眺めながらソファーに横になっていると、さらに追い打ちをかけるように、単調なクラシック音楽が有線放送で流れていた。退屈は苦痛であった。 今思えば、多忙が、判断力・思考力、意欲を奪うのに対し、退屈は、脳内に溜まった老廃物を洗い流し、心的エネルギーを充電してくれる。 忙しいときは、山でも眺めながら、ぼーっとしてみるのも良い。
新・幕末史 幕末史を題材にした本は多々あろうが、諸外国との関係を重視したものは少ないのではないか。 アメリカ南北戦争の終結により武器が余剰となったこと、クリミア戦争に敗れたロシアが北東アジア進出を強めたこと、蝦夷地を、ロシアのほかプロイセンも狙っていたことなどが取り上げられている。 現代においても、遠く離れた世界の情勢や諸外国の思惑に気をつけなければいけないと思った。
20th anniversary 中小企業診断士に登録して、ついに20年となった。 人事異動を機に、早朝、休日を利用して勉強を始め、合格率10.7%だった2次試験に運良く合格して、定年後に開業した。 年を重ねて、人生や社会を俯瞰して観ることができるようになった今、必要とされることがあるかも知れない。 時代は常に変化し、新しい世代が生まれ、新しい技術が普及する。次の世代が、自分の知らない世界を体験し、情報処理技術を駆使している。 どうも目が離せない。
失敗 先日、民間宇宙ロケットの打ち上げが失敗した打ち上げ直後に、トラブルを検知して自動的に自爆したそうだ。当事者は、次のための知見が得られ、失敗とは思っていないそうだ。 振り返ると、先の北海道大停電、福島原発事故でも自動的に対処できていれば良かったのに、と思う。自動的に見切りをつければ、損害は少なくて済むし、経験を再挑戦に役立てることもできる。
株価上昇 株価がバブルの時を超えた。 株を持っていないので、直接、恩恵を受けることはないが、日本経済にとって好ましいことではある。 その一方で、金利安、円安が続いている。 個人的には、金利引き上げによる、円安の修正、輸入品価格の低下を期待したい。
今年の10大ニュース 今年の10大ニュース(順不同) イスラエル軍がガザ侵攻インボイス制度が導入大谷選手が大リーグで大活躍コロナ禍が沈静化北科大非常勤教員に就任大学時代の旧友達と同窓会ニューヨークから一時帰国新車のコンパクトカーを購入生成AIが普及加速札幌オリンピック招致を断念 悪いことも多かったが、良いことが上回った。
Human kind ”humankind”は「人類」だが、”human”は「人間」、”kind”は「性質」と訳すことができる。著者のルトガー・ブレグマンはオランダ人で、原著はオランダ語だが、英語に翻訳されている。 暴力が支配しているような国際社会を目の当たりにしている中で、性善説とも言える著者の主張は、非現実的で理想論に過ぎないと思われるかもしれない。では、実際はどうなのか。 著書は、人間の本質について、各種の実例を紹介しつつ書き著している。思えば、生まれながらの悪人などいないし、悪人が改心して善人になることもある。常識を疑うことが必要だと思う。
紅葉の季節を迎えたが 今年は、雪虫が大量に発生して、紅葉狩りもままならない。 一方で、ガザでの、目を覆いたくなるような惨状が連日報道されており、今後、さらに拡大する可能性がある。最近の動向、歴史的経過等が背景にあり、被害者が加害者になり、加害者がさらに被害者を生んでいる。まずは停戦を期待したい。