
分かりやすい内容で、とても読みやすかった。
思うに、自然界と同様、世の中も複雑だ。
専門家であっても、何が正しいか分からないことも多い。
そんな中で、客観的なデータに基づく科学的思考法は有用だ。

「共生」は共に生きるということだが、双方が利益を得るとは限らない。
新型コロナウィルスは、人間によって世界中に蔓延した。
一方で、人間は、きわめて深刻な被害を受けた。
その間、人間は、新型コロナウィルス蔓延にどう向き合ったか。
・新たなワクチン製造方法が開発、提供された
・衛生に気をつけた結果、インフルエンザなど他の感染症にもかかりづらくなった
・接触機会を減らすウェビナーが普及し、海外や地方でも視聴できるようになった
・密集を避けるため、大都市から地方に人口が流出した
・輸入への過度の依存から、国内生産を増やす動きが出た
世の中には、絶滅できない諸悪がある。
伝染病、戦争、飢餓、差別、いじめなど、厳しい現実がある。
その中にあっても、あきらめないのが人間の強さだと思う。

今年の出来事を、自分なりに振り返ってみた。(順不同)
1新型コロナウィルス・ワクチンを接種
2東京オリンピック・マラソン大会が札幌で開催
3新婚夫婦、東京からニューヨークに転居
4ウェブ会議、ウエビナーが日常化
5ブラックベリー、巨峰が豊作
6月次支援金の登録確認
7M&A支援機関に登録
8新型コロナウィルス変異株が蔓延
9米大リーグで大谷選手が大活躍
10半導体が世界的に供給不足
どうも、良いことが悪いことを上回ったようだ。

色々話題を集めた東京オリンピックが終わった。
新型コロナウィルスが蔓延する中で開催するべきではないという声も多かったが、無観客であるものの予定どおり終了した。
日本人選手が多くのメダルを獲得して喜びを分かち合うことができ、選手達の努力している姿に感動を覚えた。
オリンピックは平和の祭典と言われる。各国の選手が、国家、宗教、民族、人種間の対立を乗り越えて競い合った。
また、オリンピックに続いてパラリンピックが始まった。
開会式のパフォーマンスに心を打たれ、また、選手の亡くなった親の気持ちを想像した。

新型コロナの影響が気になるところだ。
今からでも、止めるべきとか延期すべきという意見も少なくない。
このような状況下で開催されるオリンピック・パラリンピックでは、感染拡大を抑えつつ、できる限りのおもてなしをしたい。
ジャレド・ダイアモンド の最近の著書”UPHEAVAL(激動)”を読んだ。
ロシアの隣国フィンランドの知られざる苦悩、チリ、インドネシアのクーデターの惨事、ソ連侵攻によるドイツ市民、女性の悲劇、日本の明治維新、中国での行為、第二世界大戦突入などについて具体的に綴られている。
著者は、大国の脅威に晒されている小国は警戒を怠らず、代替案を考え、現実的に評価すべきと言っている。当然のことかも知れないが重要なことだと思う。
それにしても、どうして新型コロナワクチン接種がこんなに遅いのだろうか。